プロフィール

takemura  

                                             撮影・錦織 秀雄 

 

 

1956年 (昭31)10月5日 広島県生まれ。

1979年 明治学院大学、法学部卒業後、今は無き劇団「青俳」に入所。俳優の道を志す。

数々の舞台、映画、TVドラマ等に出演いたしました。

1995年 京都にて時代劇の殺陣シーン撮影中に内臓を損傷する事故を起こし、4ヶ月に及ぶ闘病生活を余儀なくされました。

これが私の人生におとずれた運命的な転機となりました。

俳優業と並行して、木版画を制作していた事もあり、自分なりに経験した生命の不思議。生命に対する感謝の心。

そして喜び。これを根底にすえ、制作したい!!と思いを新たに致しました。

以来、光陰矢のごとし、17年がまたたく間に過ぎ去りました。当初は板目木版からのめり込んだものです。

しかし、時の経過と共に、表現方法を一種だけに限定していることに抵抗を覚え、もっと自由に心を飛翔させたい想いから、

今では板目木版画、木口木版画、木口木版画コラージュ、刻画、そして絵画等に限定することなく活動の幅を広げております。    

そして訪れた3.11。時代を超え、人類の価値観を変えてしまう程の出来事となってしまいました。

今日迄の人類の奢りに対する警鐘だと強く感じます。制作に対する想いは尚一層深まりました。

とにかく、小さな小さな力ではありますが与えて頂いた生命を最大限に全うし、精一杯燃焼して参りたいと願っております。

現在、作品は全国個展(スケジュール)にて発表、また二箇所にて講師を担当しております。

          そして、時折朗読や随想も発表もしています。 50半ばにて人生はこれからだと、心新たに致しております。                   

 

                                                                日に新、日々に新――――

 

                                                                                     竹村 健

 

 

出版物掲載

湘南百選2011年秋号の随想記事を載せています。

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